四ツ葉さがしの旅人

Galileo Galilei 四ツ葉さがしの旅人歌詞
1.四ツ葉さがしの旅人

作詞:尾崎雄貴
作曲:尾崎雄貴

雨降り バスに飛び迂む僕ら
今日で少しだけ自由になれる
そっと繫いでない方の手で
君の青い傘に觸れた
バスはのろのろと街を後にした
指先からは賴りない體溫
四ツ葉さがしの旅人
小さな安い部屋と少しのお金と
希望を見つけられますように
行き先ナシの白い切符
窗から風に飛ばす

雨上がり バスから降りた僕ら
遠くなるクラクション背中を押した
出發前夜に眠れなくて
語り合った話の續きをしよう
人の海の中 手を離したら
僕らはきっと暗闇の中だ
四ツ葉さがしの旅人
小さな理由ひとつ 君と抱きしめた
どうやって守ればいいんだろう
ぼやけた決意は今
霧みたいに僕らを迷わせる

繫いだ手の重みを感じ始めた
息づかいが不安を伝える
足りないのに一杯な胸の中が痛む
道を見失った僕の目に見えるのはなんだろう
なんだろう?
バスは遠く後ろ やめるのかと問う
首を橫に振って 僕らは戾らない
四ツ葉さがしの旅人
ありがとう 青い傘はここに置いていくよ
確かな事を探して
四ツ葉の芽吹く季節
僕らは旅をしていく


2.ありがとう、ごめんね

作詞:尾崎雄貴
作曲:尾崎雄貴

胸の中 悲しみ溢れて息はとぎれとぎれ
弱音を吐いてみる
自分の弱さに吐き氣がする
許せない事たくさん
わからないこともたくさんある
抱えきれない程の疑問を全部放り投げた
わからないよ 君が何を考えてるのか
かんからら 空っぽの氣持ち
吐きだしたものはもうすぐ戾る
いつもこうさ
夜は長くて孤獨を太らせてゆく

窗邊のサボテンに自分を重ねて醉ってみる
電話越しの君から溜息漏れる音がした
今日と明日が一つになる夜に
ゆらゆらら 昇る太陽が
サボテンの影を僕に落とした
なんでだろう 聲が聞こえない
咳拂い 君は默ってしまって
部屋が寒いことに氣づいた
「自分をわかって欲しいなら、
まずは相手を理解しなさい」
よく言われた言葉は
今も分かっちゃいないんだ
ひらひらら 變わりゆく氣持ち
太りすぎた孤獨 彈けてしぼむ
ほら月が空に沈んだよ 向こうで君が笑った

誰にでも朝は來る いやでも陽の光を浴び
誰かに影落とす 自分の姿そのままに
ありがとうごめんね さすがにもう眠いよね
今夜色々わかったよ
答えでも何でもないけれど